篠田統の言葉

名言集 今日を生きる、明日を拓く、言葉を贈ろう
だいたい、日本人は、謙遜と美徳とやらを重んじ、他人の、マカロニ教授が、こう言った。ブランデー博士がああ言った、と、外国人の説を受売りする程「博識」な学者だと見なされる。

しかし、上にものべた様に、私は記憶力よりも思考力を大切だと信じている。

記憶力は勝れているに越したことはないが、憶えきれない分は本を読めばよろしい。

理解・思考の力がないことにはその本が「読め」ないのだ。
篠田統
『暮らしの知恵』

篠田統
(しのだ おさむ、1899年9月21日 – 1978年8月10日)は、食物史学者。大阪府出身。1923年京都帝国大学理学部化学科卒、同大学院をへてヨーロッパに留学後、1929年京都帝大講師、同年「昆虫の腸の分泌に就て」で京大理学博士。1938年陸軍技師となり中国各地に従軍。1948年大阪学芸大学教授、校名変更で大阪教育大学教授。65年定年退官、名誉教授。栄養生理学から食物史研究に転じた。

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