貝原益軒の言葉

天地のみたまもの(御賜物)、父母の残せる身なれば、つつしんでよく養ひて、そこなひやぶらず、天年を長くたもつべし。

『養生訓』
貝原益軒

貝原益軒(かいばら えきけん)
江戸時代の儒学者・本草学者。『養生訓』を著し、日々の暮らしの中で心身を整えるための実践的な養生法を説いた。彼の思想は、特別な修行や秘術ではなく、食事、睡眠、感情、働き方といった日常の積み重ねを重視する点に特徴がある。身体をいたわることを単なる健康維持ではなく、人生を乱さず誠実に生きるための基盤として捉えていた。その言葉は静かで平易でありながら、生活そのものを見直す厳しさと具体性を持っている。

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