名言集 今日を生きる、明日を拓く、言葉を贈ろう
文筆家

久世光彦の言葉(4)

ちょっと指で突けばグラリと傾く。せめて父親が強情者のふりをして、柱にしがみついていないと、次の指一本であっけなく瓦解する。 悪しき家父長制とか、封建的な親子関係とかいう能書きをそのまま一つ憶えに信用して、わが国の家庭教育…

名言集 今日を生きる、明日を拓く、言葉を贈ろう
文筆家

久世光彦の言葉(3)

頑固、強情、一徹といったアンタッチャブルな役を仮設すると、家庭内の教育は月並みではあってもうまくいくのだ。 家庭などというものは、もともと脆すぎるくらい脆い屋台なのだ。 『ニホンゴキトク』久世光彦 久世光彦1935年4月…

名言集 今日を生きる、明日を拓く、言葉を贈ろう
文筆家

久世光彦の言葉(1)

昔の父親は多かれ少なかれ、みんないっこくで、一徹だったようである。私の家でもそうだったが、あのころの父親は、家族の中で、そういうキャラクターを多少無理しながらも演じていた節があった。 『ニホンゴキトク』久世光彦 久世光彦…

詩人

金子みすゞの言葉

夕顔 せみもなかない、くれがたに、ひとつ、ひとつ、ただひとつ、 キリリ、キリリとねじをとく、 みどりのつぼみただひとつ。 おお、神さまはいまこのなかに。 『明るいほうへ』金子みすゞ 金子みすゞ童謡集 明るいほうへ pos…

名言集 今日を生きる、明日を拓く、言葉を贈ろう
文筆家

夏目漱石の言葉

博覧会は当世である。イルミネーションは尤も当世である。驚かんとして茲にあつまる者は皆当世的の男と女である。 只あつと云って、当世的に生存の自覚を強くする為である。 御互に御互の顔を見て、御互の世は当世だと黙契して、自己の…

名言集 今日を生きる、明日を拓く、言葉を贈ろう
文筆家

久世光彦の言葉

文明はすべての人を幸せにしたとはかぎらないのである。 『ニホンゴキトク』久世光彦 久世光彦1935年4月19日 – 2006年3月2日東大仏文科卒。日本の演出家、小説家、実業家、テレビプロデューサー。テレビ制…