人は健康のためだけに生きているわけではない。
健康であってはじめて、あんなことをやってみようとか、こんなことをしてみようといった生きる目的が湧いてくるのであって、健康はあくまで自分の人生をよりよく送るための土台にすぎない。
健康そのものが目的やテーマであるかのような過剰な健康志向は、ある意味、不健康なことである。それは健康病という心の病のようなものだ。
本当に健康な状態とは、健康を意識しないで生きていられる状態のことだと私は思う。
健康であってはじめて、あんなことをやってみようとか、こんなことをしてみようといった生きる目的が湧いてくるのであって、健康はあくまで自分の人生をよりよく送るための土台にすぎない。
健康そのものが目的やテーマであるかのような過剰な健康志向は、ある意味、不健康なことである。それは健康病という心の病のようなものだ。
本当に健康な状態とは、健康を意識しないで生きていられる状態のことだと私は思う。
桜井章一
東京生まれ。大学時代より麻雀を始める。昭和30年代から、裏プロの世界で勝負師としての才能を発揮。“代打ち”として20年間無敗の伝説を築き、“雀鬼”と呼ばれる。現役引退後は麻雀を通した人間形成を目的とする雀鬼会を主宰する。