森下典子の言葉

名言集 今日を生きる、明日を拓く、言葉を贈ろう
フォークの峰でぎゅーっと押し切ると、カステラはアコーディオンのように激しくひしゃげてから、ふわふわーっと元の形に戻った。

切り口はスポンジの穴が潰れ、断面がもろもろとそばだつ。

その卵色の「もろもろ」が、たまらなく私をそそる。

森下典子
『いとしいたべもの』

森下典子
1956年神奈川県生まれ。日本女子大学文学部国文学科卒業。大学時代から『週刊朝日』連載の人気コーナー「デキゴトロジー」の取材記者として活躍。その体験をまとめた『典奴どすえ』を1987年に出版後、ルポライター、エッセイストとして活躍を続ける。

イスクラ補中丸T 補中益気湯と同じ生薬で構成された丸剤 (C)薬戸金堂・源保堂鍼灸院 イスクラの漢方薬の相談室

その他の名言・言葉

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です