そうすると、食品産業だとか外食産業も一種の文明の産業なんです。
それで、文化・・・それぞれの家庭の食文化なり、地域の食文化と、普遍的な文明とのせめぎ合いが、現在の世界で進行しています。
文明の産物としてのインスタント麺は、それぞれの文化の味の乗り物となることによって、世界に広がった。
それで、文化・・・それぞれの家庭の食文化なり、地域の食文化と、普遍的な文明とのせめぎ合いが、現在の世界で進行しています。
文明の産物としてのインスタント麺は、それぞれの文化の味の乗り物となることによって、世界に広がった。
石毛直道
1937年千葉県生まれ。国立民族学博物館名誉教授。京都大学卒業。ニューギニア、アフリカなど、各地の探検と現地調査に従う。食文化に関する著書多数。