誠に道は、
学ばずしておのづから知り、
習はずしておのづから覚え、
書籍もなく記録もなく、
師匠もなく、
而して人々自得して、忘れず、
是ぞ誠の道の本體なる、
渇して飲み飢て食らひ、
疲れていねさめて起く、皆此類なり、
古歌に水鳥のゆくもかへうも跡たえてされども道は忘れざりけりといへるが如し
学ばずしておのづから知り、
習はずしておのづから覚え、
書籍もなく記録もなく、
師匠もなく、
而して人々自得して、忘れず、
是ぞ誠の道の本體なる、
渇して飲み飢て食らひ、
疲れていねさめて起く、皆此類なり、
古歌に水鳥のゆくもかへうも跡たえてされども道は忘れざりけりといへるが如し
二宮金次郎
江戸時代後期の経世家、農政家、思想家である。自筆文書では金治郎(きんじろう)と署名している例が多いが、一般には「金次郎」と表記されることが多い。また、諱の「尊徳」は正確には「たかのり」と読むが、「そんとく」という読みで定着している。経世済民を目指して報徳思想を唱え、報徳仕法と呼ばれる農村復興政策を指導した。
その他の名言・言葉
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