心の持ち方を変えた瞬間から、人生に転機が訪れ、それまでの悪循環が断たれて好循環が生まれ出したのです。
このような経験から、私は人間の運命は決して敷かれたレールの上を行くかのように決定されているものではなく、自分の意志でよくも悪くもできるのだとうことを確信するようになりました。
このような経験から、私は人間の運命は決して敷かれたレールの上を行くかのように決定されているものではなく、自分の意志でよくも悪くもできるのだとうことを確信するようになりました。
稲盛和夫
1932年鹿児島生まれ。鹿児島大学工学部卒業。1959年、京都セラミック株式会社(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、1997年より名誉会長。また、1984年に第二電電(現・KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。1984年には稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。他に、若手経営者が集まる経営塾「盛和塾」の塾長として、経営者の育成にも心血を注ぐ。