グルスカーべの物語(1)

名言集 今日を生きる、明日を拓く、言葉を贈ろう
ある日のこと、グルスカーべは狩に出た。
森でがんばったのに、獲物は見つからない。
これでは時間がかかるな、そう思って小屋へ戻った。

お祖母さんのウッドチャックと一緒に暮らしている小屋へ。
そして、寝床に横になって、歌をうたいだした。

獲物袋がほしいよ 獲物袋がほしいよ
獲物袋がほしいよ 袋があれば狩がもっと楽になる

グルスカーべは歌いつづけた

ウッドチャックお祖母さんは我慢ができなくなって、鹿の毛で獲物袋をこしらえてやった

でも グルスカーべは歌をやめなかった
グルスカーべの物語
『先住民族 地球環境の危機を語る』

グルスカーべの物語
南アメリカなどにみられる、古くから伝わる物語や伝承のお話。

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