世界を感じ取る解像度のことを思うと、そのフィルターとなる身体について考えざるを得ない。
健康な身体に健康な精神が宿る、という。
もっともだと思いつつ、そのあまりに健全な響きに素直にうなずきがたいが、たとえば身体の状態ひとつで物事がポジティブにもネガティブに感じられるのは確かなことだ。
健康な身体に健康な精神が宿る、という。
もっともだと思いつつ、そのあまりに健全な響きに素直にうなずきがたいが、たとえば身体の状態ひとつで物事がポジティブにもネガティブに感じられるのは確かなことだ。
西村佳哲
1964年生れ。プランニング・ディレクター。建設設計分野の仕事を経て、デザインレーベル「リビングワールド」代表。つくる、教える、書く、三種類の仕事を手がける。「つくる」は、クライアントワークとメーカーポジションでのモノづくりの両方を、コミュニケーションの観点から。自称「働き方研究家」。