わかる分だけ、いまは心配も増えたわけだが、
心配しても始まらないことも多い。
わかったおかげで、
心配だけが増え、結局は損をした。
そんなことも多いような気がする。
心配しても始まらないことも多い。
わかったおかげで、
心配だけが増え、結局は損をした。
そんなことも多いような気がする。
養老孟司
1937年鎌倉市生まれ。1962年東京大学医学部卒業。東京大学医学部教授を1995年大患。現在北里大学教授、東京大学名誉教授。専門は解剖学、科学哲学。著書に「ヒトの見方」「からだの見方」「解剖学教室へようこそ」「唯脳論」「バカの壁」など多数。