本田宗一郎の言葉(2)

名言集 今日を生きる、明日を拓く、言葉を贈ろう
ここでひるがえって、えらい人について考えてみたいと思います。

えらいという言葉を心理的に詮索してみますと、まず学者とか、大将とか大臣とか、富豪とかが考えられます。
学問の深い教授、智謀ある軍人、手腕優れた政治家も確かにえらいには相違ありませんが、私は人のえらさは、世の中に貢献する度合いのいかんにあると信じます。

限られた人生においてその人のなした仕事の質と量によって、その人の価値は定まると思います。
本田宗一郎
『夢を力に』

本田宗一郎
1906年静岡県生まれ。22歳で独立、浜松で自動車修理工として成功するが飽き足らず、エンジンやピストンリングの研究を始める。先後、本田技術研究所を創業し、自転車に小型エンジンを載せた通称「バタバタ」を発売。1948年、本田技研工業(株)を創業し社長に就任。オートバイ「ドリーム号」「スーパーカブ号」などを次々に開発し、二輪車で世界のトップメーカーになった。その後、四輪車に進出、低公害CVCCエンジンの開発などを成功させ、世界的自動車メーカーを築き上げた。1973年社長を退く。1991年8月、肝不全のため84歳で死去。

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