正気とはなんだろうか?
全人的であること、行動や生活や、あらゆる種類の関係において、断片的でないこと・・・それが正気であることの本質だ。
正気とは全体的であること、健康で神聖あることを意味する。
狂気、神経症、精神病、失調症、分裂病、病名はなんでもかまわない。
それは行動が断片的であるということだ。
関係の動き・・・、つまり存在そのものがばらばらになっていることだ。
敵対や分裂を生みだすこと、これがあなたがたの代表である政治家のやっている仕事だが、それが狂気をはぐくんでいる。
独裁者としてであれ、平和の名においてであれ、他のどんなイデオロギーの名においてであれ、事情は同じだ。
全人的であること、行動や生活や、あらゆる種類の関係において、断片的でないこと・・・それが正気であることの本質だ。
正気とは全体的であること、健康で神聖あることを意味する。
狂気、神経症、精神病、失調症、分裂病、病名はなんでもかまわない。
それは行動が断片的であるということだ。
関係の動き・・・、つまり存在そのものがばらばらになっていることだ。
敵対や分裂を生みだすこと、これがあなたがたの代表である政治家のやっている仕事だが、それが狂気をはぐくんでいる。
独裁者としてであれ、平和の名においてであれ、他のどんなイデオロギーの名においてであれ、事情は同じだ。
クリシュナムルティ
1895年5月12日 – 1986年2月17日 インド生まれの宗教的哲人、精神教師、教育者、神秘家、ヨーギー、精神世界の著作家。すべての物事が時間的にも空間的にも互いの条件付けによって成り立つと考え、人は組織、信条、教義、聖職者、儀式等によって真理に到達することはできず、ただ自己認識によってのみ真理を見出すことができると説いた。あらゆる伝統を否定したが、彼が語る真理の発見と体験はインド思想に立脚していると考えられており、インド哲学・ヒンドゥー教のアドヴァイタ・ヴェーダーンタ、仏教との共通点が指摘されている。インドだけでなく、欧米でも幅広い支持を得た。