むしろ逆に、動作に応答して因果応報を返してくる生態系が、動物にとっての世界である。
動作がなければ環境世界がその全貌を現すことはない。
この意味で、動作が世界を形づくり、逆に世界が動作の定型を選択する。
動作がなければ環境世界がその全貌を現すことはない。
この意味で、動作が世界を形づくり、逆に世界が動作の定型を選択する。
長崎浩
日本の社会評論家、身体運動学者。元の妻は東大名誉教授の長崎暢子。東京大学理学部卒、同大学院修士課程を経て、東京大学物性研究所、東北大学医学部リハビリテーション医学研究施設、東京都老人総合研究所勤務。1986年東北大学医学博士。1999年から東北文化学園大学医療福祉学部教授。2009年退職。