太陽は燃焼し、それ自身一種の炎であるが、われわれもまたたえず燃焼をくり返しつつ生成する一個の太陽である。
太陽が宇宙の一滴であるとすれば、私も太陽の一滴である。
太陽が宇宙の一滴であるとすれば、私も太陽の一滴である。
石田春夫
1926年(昭和元年)、横浜に生まれる。新潟大学医学部卒業。パリ・サンタンヌ精神病院に留学。国立横浜病院精神科医長を努める。精神病理学専攻。医学博士。主な著書に、『不安のエチュード』、『思春期の人間学』『檻の時間』『心からの世界』『病める心の風景』『自己不安の構造』などがある。