山﨑努の言葉(1)

僕はこの二十年、日記をつけている。
初めに起きた時間を例えば「A8醒」と書く。
醒にはその日がきのうと繋がらない新しい日、ゼロから始まる日、そんな覚悟、願いを漠然と込めている。

朝、起きたら虫になっていた、そんな小説があったが、過去と今をぶった切ってリセットしたい気分。

『「俳優」の肩ごしに』
山﨑努

山﨑努
1936年千葉県生まれ。都立上野高校卒業後、俳優座養成所を経て文学座に入団。1960年三島由紀夫の戯曲『熱帯樹』でデビュー。1963年映画『天国と地獄』(黒澤明監督)の誘拐犯役で注目を集め、以降、幅広いジャンルで活躍する。出演作品多数。受賞歴多数。主な出演作品に『影武者』『お葬式』『マルサの女』『GO』『おくりびと』(映画)、『冬のライオン』『ヘンリ四世』『ダミアン神父』『リア王』(舞台)、『ザ・商社』『早春スケッチブック』『必殺仕置人』(テレビドラマ)など、2000年紫綬褒章、2007年旭日小綬章を受賞。著書に『柔らかな犀の角 山崎努読書日記』がある。

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