子曰く
学びて時(つね)に之(これ)を習う。
また説(よろこ)ばしからずや。
朋、遠方より来る有り。
また楽しからずや。
人知らずしていからず。
また君子ならずや。
学びて時(つね)に之(これ)を習う。
また説(よろこ)ばしからずや。
朋、遠方より来る有り。
また楽しからずや。
人知らずしていからず。
また君子ならずや。
『論語』
孔子とその高弟の言行を、孔子の死後に弟子が記録した書物である。儒教の経典である経書の一つで、朱子学における「四書」の一つに数えられる。その内容の簡潔さから儒教入門書として広く普及し、中国の歴史を通じて最もよく読まれた本の一つである。古くからその読者層は知識人に留まらず、一般の市民や農民の教科書としても用いられていた。