「何になりたいか」ではなく、「何をしたいか」を明らかにしろと忠告する。
“to be”ではなく“to do”を大事にしてほしいと。
「大学の先生になりたい」という目標は、非常に弱い。
大学の先生になるというのは、「研究が楽しくて、研究ばかり、実験ばかり続けている」人間の自然の帰結であるべきだ。大学の先生になることが目的になった時点で、おかしなことが起こるのだ。
「売れっ子歌手になりたい」を決して目標に据えてはならない。
「歌が好きで好きで、毎日唄って、誰かに止められても唄い続けて」、そんな日々の帰結が「売れっ子歌手」であるべきなのだ。
“to be”ではなく“to do”を大事にしてほしいと。
「大学の先生になりたい」という目標は、非常に弱い。
大学の先生になるというのは、「研究が楽しくて、研究ばかり、実験ばかり続けている」人間の自然の帰結であるべきだ。大学の先生になることが目的になった時点で、おかしなことが起こるのだ。
「売れっ子歌手になりたい」を決して目標に据えてはならない。
「歌が好きで好きで、毎日唄って、誰かに止められても唄い続けて」、そんな日々の帰結が「売れっ子歌手」であるべきなのだ。
妹尾武治
九州大学高等研究院及び大学院芸術工学研究院准教授。オーストラリア、ウーロンゴン大学客員研究員。東京大学大学院人文社会系研究科(心理学研究室)修了。心理学博士。専門は知覚心理学だが、これまで心理学全般について研究および授業を行ってきた。現在、自分が乗っている電車が止まっているのにもかかわらず、反対方向の電車が動き出すと自分も動いているように感じる現象(ベクション)を主な研究テーマとしている。筋金入りのプロレスマニア。