加島祥造の言葉

基本的には、誰でも自然の世界に戻れるんです。

なぜなら人間は、もともと自然情報をいっぱい受けているから。
その土台は消えない。

ただあとになると、その上に欲が厚くかぶさる。

加島祥造

『「気骨」について』

「気骨」について

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城山三郎新潮社 2006年04月01日頃

加島祥造
1923年東京生まれ。早稲田大学文学部英文科卒業。英米文学者にして詩人、タオイスト、画家でもある。1986年青山学院女子短期大学教授となる。そのかたわら米文学者としてアメリカ文学作品の翻訳に活躍。50代の終わりから老子の哲学に惹かれるようになり、退官後は信州の伊那谷に居を定めている。『老子と暮す』『タオ-老子』『加島祥造が詩でよむ漢詩』『いまを生きる』など著書は多数にのぼる。