私自身は基本的に、どんな状況でも手を抜くということはしない。
興が乗らなくて気持ちが入りづらいということはあっても、少なくともそこで手を抜こうとは考えない。
というのも、エネルギーというのは出し惜しみしていると、エネルギーが蓄えられるどころか、かえって涸れていく性質を持っているからだ。
興が乗らなくて気持ちが入りづらいということはあっても、少なくともそこで手を抜こうとは考えない。
というのも、エネルギーというのは出し惜しみしていると、エネルギーが蓄えられるどころか、かえって涸れていく性質を持っているからだ。
桜井章一
東京生まれ。大学時代より麻雀を始める。昭和30年代から、裏プロの世界で勝負師としての才能を発揮。“代打ち”として20年間無敗の伝説を築き、“雀鬼”と呼ばれる。現役引退後は麻雀を通した人間形成を目的とする雀鬼会を主宰する。