自由を求めていくと、しばしば自我がだんだん大きくなってくるからだ。
本当の自由とは自我の檻から精神を解放することのはずである。
それなのに、今の人は自由と自我を大きくすることを取り違えているようなところがある。
つまり、たんに我がままに振舞うことが自由になっているのである。
だが、自我があれば他我がある。
このバランスこそが大事である。
自由はその上で考えるべきものなのだ。
本当の自由とは自我の檻から精神を解放することのはずである。
それなのに、今の人は自由と自我を大きくすることを取り違えているようなところがある。
つまり、たんに我がままに振舞うことが自由になっているのである。
だが、自我があれば他我がある。
このバランスこそが大事である。
自由はその上で考えるべきものなのだ。
桜井章一
東京生まれ。大学時代より麻雀を始める。昭和30年代から、裏プロの世界で勝負師としての才能を発揮。“代打ち”として20年間無敗の伝説を築き、“雀鬼”と呼ばれる。現役引退後は麻雀を通した人間形成を目的とする雀鬼会を主宰する。