はびこれる悪草のあひだより
美なるものはほろび去れり
青白き光の中より
健げなるものは逝けり
美なるものはほろび去れり
青白き光の中より
健げなるものは逝けり
三木露風
1889年(明治22年)6月23日 – 1964年(昭和39年)12月29日
日本の詩人、童謡作家、歌人、随筆家。本名は三木 操(みき みさお)。異父弟に映画カメラマンの碧川道夫がいる。国木田独歩の曾祖母が三木家出身。その縁もあり明治45年『独歩詩集』を刊行した。近代日本を代表する詩人・作詞家として、北原白秋と並んで「白露時代」を築いた。若き日は日本における象徴派詩人でもあった。