良き状態の国家の維持に対しては何ひとつ碌なこともしていないくせに、おカネを懐に入れることだけは熱心な指導者に至っては論外である。
塩野七生
1937年7月7日生まれ
日本の歴史作家・小説家である。名前の「七生」は、ペンネームではなく本名。7月7日生まれであることに由来。1992年から古代ローマを描く『ローマ人の物語』を年一冊のペースで執筆し、2006年に『第15巻 ローマ世界の終焉』にて完結した(文庫版も2011年9月に刊行完結)。『文藝春秋』で巻頭エッセイ「日本人へ」を執筆。それ以降も執筆やテレビへの出演などで活動している。