向田邦子の言葉

名言集 今日を生きる、明日を拓く、言葉を贈ろう
写真は撮るのもむつかしいが撮られるのはもっとむつかしい。

「自然な顔で笑って下さい」
といわれただけで不自然な顔になり、こわばった笑いが印画紙に残ってしまう。

カメラに媚びている自分にふと嫌気がさし、口許は笑っているのに目はムッとしていたりという奇妙なことになったりする。
向田邦子
『記念写真』

向田邦子
1929年(昭和4年)11月28日 – 1981年(昭和56年)8月22日)日本のテレビドラマ脚本家、エッセイスト、小説家。第83回直木賞を受賞。週刊誌のトップ屋時代は幸田 邦子名義で執筆していた。共同ペンネーム「葉村彰子」の一員でもある。父親の転勤で全国を転々とするが、本人は鹿児島時代が文学の原点と語った。実践女専国語科を卒業後、映画雑誌の記者を経て、ラジオ・テレビの台本・脚本を書く。『七人の孫』『寺内貫太郎一家』等、自分の実感をもとに庶民の生活を温かくかつその暗部をも描いて「ホームドラマの旗手」といわれた。1980年短編連作『花の名前』『かわうそ』『犬小屋』(後に作品集『思い出トランプ』に所収)で直木賞受賞。

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