眠っているときは秩序への試み、目覚めているときは無秩序。
明けても暮れても、これが人生の闘いとなる。
頭脳は安全なときだけ機能できるのであって、矛盾と混乱のなかでは駄目だ。
そこで頭脳は、神経症的な方法で安全な状態を作り出そうとするのだが、事態は悪化するばかりだ。
秩序とは、この混乱を転換させることだ。
観る者が観られるものとなったときこそ、完全な秩序がある。
明けても暮れても、これが人生の闘いとなる。
頭脳は安全なときだけ機能できるのであって、矛盾と混乱のなかでは駄目だ。
そこで頭脳は、神経症的な方法で安全な状態を作り出そうとするのだが、事態は悪化するばかりだ。
秩序とは、この混乱を転換させることだ。
観る者が観られるものとなったときこそ、完全な秩序がある。
クリシュナムルティ
1895年5月12日 – 1986年2月17日 インド生まれの宗教的哲人、精神教師、教育者、神秘家、ヨーギー、精神世界の著作家。すべての物事が時間的にも空間的にも互いの条件付けによって成り立つと考え、人は組織、信条、教義、聖職者、儀式等によって真理に到達することはできず、ただ自己認識によってのみ真理を見出すことができると説いた。あらゆる伝統を否定したが、彼が語る真理の発見と体験はインド思想に立脚していると考えられており、インド哲学・ヒンドゥー教のアドヴァイタ・ヴェーダーンタ、仏教との共通点が指摘されている。インドだけでなく、欧米でも幅広い支持を得た。