もっぱら兄弟子に指導をうける。
しかも指導といっても、こういうときはこう指して、などとシロウトのようにいちいち手を教わるわけじゃない。
こっぴどく負かされているうちに、自分で自分をきたえ、道を切り開いてゆくのが、プロの修業なんです。
しかも指導といっても、こういうときはこう指して、などとシロウトのようにいちいち手を教わるわけじゃない。
こっぴどく負かされているうちに、自分で自分をきたえ、道を切り開いてゆくのが、プロの修業なんです。
升田幸三
1918年3月21日 – 1991年4月5日 将棋棋士。実力制第四代名人。棋士番号18。木見金治郎の弟子であり、木村義雄・塚田正夫・大山康晴と死闘を演じ、木村引退後は大山と戦後将棋界で覇を競った。名前は正しくは「こうそう」と読むが、将棋界では「こうぞう」で通した。