ヒトはサルから進化したものだといわれてもわたしは信じない。
人間ははじめから人間だったと思うのです。
サルはサル、ウマはウマ、タイはタイ、ヘビはヘビ。
最初からそうだったと思っています。
人間は最初から人間であって、これからも永遠に人間であると信じています。
そうした本質のうえに立ってわたしたちは生きています。
しかも、その時代時代に即してよりよく生きようとし、そこに必要な哲学や科学を追究しています。
そういう、追求する基本的な性能を、人類はひとしく与えられている、というのがわたしの考えです。
人間ははじめから人間だったと思うのです。
サルはサル、ウマはウマ、タイはタイ、ヘビはヘビ。
最初からそうだったと思っています。
人間は最初から人間であって、これからも永遠に人間であると信じています。
そうした本質のうえに立ってわたしたちは生きています。
しかも、その時代時代に即してよりよく生きようとし、そこに必要な哲学や科学を追究しています。
そういう、追求する基本的な性能を、人類はひとしく与えられている、というのがわたしの考えです。
松下幸之助
1894年(明治27年)生まれ。9歳の時に大阪に奉公に出る。1918年松下電器製作所を創設する。数々の特許・実用新案を開発するなど事業を拡大し、1925年松下電器産業株式会社に改組。社長に就任。