運動にたいする関心が高まっている反面で、メディアに囲まれた社会にバーチャル・リアリティが急速に浸透しつつある。
仮想現実が「仮想」なのは世界のほうが動いて、みずからは身体を動かさなくてすむ点にある。
このようにして、「老人こそ人類」をさながらに、歴史は新たに人類パート2へと向かっていくだろうか。
仮想現実が「仮想」なのは世界のほうが動いて、みずからは身体を動かさなくてすむ点にある。
このようにして、「老人こそ人類」をさながらに、歴史は新たに人類パート2へと向かっていくだろうか。
長崎浩
日本の社会評論家、身体運動学者。元の妻は東大名誉教授の長崎暢子。東京大学理学部卒、同大学院修士課程を経て、東京大学物性研究所、東北大学医学部リハビリテーション医学研究施設、東京都老人総合研究所勤務。1986年東北大学医学博士。1999年から東北文化学園大学医療福祉学部教授。2009年退職。